目指す社会

実態調査・政策提言

トリオ・ジャパンでは臓器移植医療を必要とする当事者とその”救う会”について、さまざまな調査を行っています。調査では保護者の就業状況や収入などから国内で臓器移植を待つ方々の困窮度や、国内外で臓器移植をうけた子どもたちのその後の実態などを明らかにします。

臓器移植医療の実態調査白書

患者さんと医療者だけでなく、そこに善意の臓器提供を行う方がいらっしゃって、そして成立するのが移植医療です。日本では多くの方が移植を待ち望みながらも、それが実現せず、亡くなっています。

その一方で、臓器の移植に関する法律(通称、改正臓器移植法)の一部改正が平成21年7月になされ、平成22年1月17日より施行されることとなりました。これにより、家族の承認があれば、患者本人の意思確認がとれていない場合でも臓器提供は可能となり、また、15歳未満の死体からも臓器提供が可能になったのです。しかし、未だ課題は多く残されているのが現実です。

そのためトリオ・ジャパンでは、日本で臓器移植医療を必要とする患者及び経験者の方々の直面する治療上、あるいは社会生活上の課題などを当事者らへのアンケート調査・インタビュー調査結果に基づき整理し、政府等の主体に期待される今後のアクションを「提言」としてとりまとめます。

政策提言

臓器移植医療の当事者・経験者の実体験に基づく課題認識に加え、新たに行った患者・家族を対象としたアンケート結果、関連する研究資料等を踏まえ、我が国の臓器移植医療対策の更なる充足を目指す要望を継続的に情報発信していきます。

これらの提言・要望は、一朝一夕に伝わるものではないのは重々承知しています。しかし、少しずつでも構いません、一歩一歩然るべき歩みを進めるべきであるという信念の下、今後の国及び地方自治体の臓器移植医療の具体的な展開に反映していただけることを願っています。

なお、臓器移植医療の実態調査白書や政策提言についてご興味・ご関心をお寄せいただける方々におかれましては、ぜひ気軽にお問い合わせください。

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